強首温泉日記 樅峰苑の日々
強首温泉 樅峰苑での出来事などを発信していきます

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温泉の種類の紹介

皆様お久しぶりです(^_^)/

このお盆、皆様はどのようにお過ごしでしたでしょうか。

忙しく仕事をされていた方、お盆休みを利用して旅行に行かれた方。はたまたたまの休みで家族サービスを
強要された方、様々だったと思います。

当樅峰苑も多くの方々にお越しいただき忙しくも楽しく過ごさせて頂きました。
地元秋田からお越しいただいたお客様、はるばる遠方からお越し下さった方々、この場を借りて
重ねて御礼申し上げます。



さて、今回はようやくですが温泉について少し触れたいと思います。
温泉と一口で言っても様々な種類の温泉があります。
温泉の種類はその温泉に溶け込んでいる物質によって(またはPH値)大きく分けられています。

私もまだまだ勉強中の身の上ですが、出来ればこのブログを読んで下さる方と
一緒に温泉の知識を身につけていけたらと思います。


少し話しが変わりますが、以前じえモンが新潟の六日町にある温泉宿泊施設で「龍氣」という所に
お邪魔したことがあります。ここの社長さんが実は世界でもトップクラスの漢方薬学の先生
なのですが、その先生が経営されている旅館なんです。(ホントにすごい方なんですよっ!!)
とても気さくな人で、実はじえモン君は生来からの頭痛持ちで相談も兼ねて
先生とも少しだけ話しをさせていただいた際に、温泉に関する資料を頂きました。
その資料から一部抜粋して紹介したいと思います。


始めにですが、温泉を供給している場所(浴室内もしくは脱衣所など)には必ず「温泉分析表」
という物を掲示する義務があります。説明するにあたって例として温泉分析表のがあれば
解りやすいので画像を載せときます(^^)v 




温泉分析表


これを見ても訳解らん人が殆んどだと思います。
暴力的に思考停止させたくなりますよね。
数字の羅列と記号の応酬。ただの紙切れがたまに小宇宙に見える時も…


それでは、先ずは温泉の「泉質」についてです。

泉質は9種類に大別されます。また、そこからイオン名の組み合わせにより細分化されます。
泉質名を挙げていくと…

「単純温泉」 「塩化物泉」 「炭酸水素塩泉」 「硫酸塩泉」 

「二酸化炭素泉」 「含鉄泉」 「硫黄泉」 「酸性泉」 「放射能泉」

樅峰苑の泉質は「塩化物泉」にあてはまります。
ちなみにこの「塩化物泉」は以前は「食塩泉」と言われていたものです。

そして正式な泉質名は陽イオン(プラスイオン)と陰イオン(マイナスイオン)の組み合わせ
によって決まります。(特定のイオン物質が入っていても一定以上でなければ名称はつけられません)

樅峰苑の正式な泉質名は「ナトリウム-塩化物強塩泉」となります。
                   ↑     ↑
           ここが陽イオン  ここが陰イオン

お気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、炭酸水素イオンもそこそこ含有していますが、
泉質名には影響してないですよね。

泉質名とは「どの温泉に分類されるか」というだけですので実際には他の物質も含有している
ことは多分にあります。ですので注意が必要です。決して泉質名だけに囚われては成りません。



次に「水素イオン濃度」による分類です。
要するに酸性かアルカリ性かのPHにより分類します。

強酸性泉→PH2未満
酸性泉→PH2~3未満
弱酸性泉→PH3~6未満
中性泉→PH6~7,5未満
弱アルカリ性泉PH7,5~8,5未満
アルカリ性泉PH8,5以上

以上に分類されます。

ウチの温泉はPH7,1なので中性ですね。

9種類に大別される泉質には酸性泉はありますが、アルカリ泉は含まれません。
アルカリ泉は基本的に単純温泉に分類されます。
細かく分類される際に分類されます。(ややこしや~ややこしや)


最後に「泉温」による分類です。
泉温とはつまり、源泉の温度による分類です。

25℃未満→冷鉱泉

25~34℃未満→低温泉

34~42℃未満→温泉

42度以上→高温泉


ウチの温泉のの源泉温度は49℃なので高温泉に分類されます。

ウチはなんとか湯口から供給する温泉の量を調節して風呂の温度管理をしていますので
源泉かけ流しで供給できていますが、源泉温度が60℃以上の温泉施設は殆んどが
加水して薄めています。また低温泉や冷鉱泉は加温しなければ適温に出来ません。

たまに温度の低い温泉を源泉かけ流しでやっている所も見かけますけどね。
要するに源泉かけ流しの水風呂!!
今の時期はそういう温泉の入り方、楽しみ方が出来る時期なので近場にこのような温泉が
あれば是非トライしてみてちょ☆

入ってる時は寒くてガクブルですが、温泉から上がった後がヤヴァイ!!
あれだけ寒かったのに体は芯が非常に温まるってんだからホント不思議!!
やはり温泉侮りがたし…あれは好きな人はハマるね(◎o◎)いや、マジで。くせになるかもょ…

知っているところでは新潟の自在館という旅館と群馬の神水館って旅館ですね。
群馬県、長野県から西に行くほど冷鉱泉が多くなるのが特徴ですね。
東北は高温泉がやはり多い。



今回はこのくらいで終劇です。
そのうち「各泉質の効能」とか「温泉を利用したダイエット法」とか「さまざまな入浴法」
などネタもたくさんありますので分割してお届けします。

一気にやるとなると論文くらい長くなるのでちょっと…


次回も不定期更新!!お楽しみに~~~(^_^)/




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地酒「千代綠」を入荷致しました!

今回は比較的早く更新です(^_^)/
巷では今や竿灯まつりで賑わっていますね。週末に当たったので例年よりもより多くの見物客がいそうですね。
天気も比較的良いそうで祭り日和でしたでしょうか。
それも相まってウチも竿灯見物のお客様が結構来るのですよ。
ということで、チェックイン後早めに夕食をお召し上がり頂き、奥羽本線下り行きで最寄駅の
峰吉川まで送迎してます。
秋田駅からは徒歩で15分も歩けば竿灯大通りに出られますからね。
帰りの際も電車で峰吉川まで来ていただければお迎えにも行きますよ(^^)v
峰吉川までは当館から車で10分程度なので都合が良いです(笑)



さてさて、本タイトルはこの8月から新しく地酒を取り扱うことになりました。
今までは刈穂、出羽鶴、福乃友、後は地酒でじゃありませんが、まんさくの花で有名な日の丸醸造と
4種類を扱っていましたが、この度は協和に酒蔵がある「千代綠」(ちよみどり 奥田酒造)のお酒を
も取り扱うことになりました。千代綠さんは原酒の種類が豊富な酒蔵のようで、
純米吟醸原酒と大吟醸、そして純米大吟醸原酒の3種類を入荷しました。
写真はこちら↓↓↓

ちよみどり純米大吟醸


ちよみどり大吟醸


ちよみどり純米吟醸


ついでに日の丸醸造さんのも
オリジナル純米酒


実はこのお酒は日の丸醸造さんに許可を得て当館のオリジナルラベルを貼らせてもらって
います。(^^♪   (良く見ると撮影しているじえモンが反射して映ってますがスルーの方向で)


千代綠さんも伝統と歴史のある蔵元で、ここにイメージにも合うお酒だったので是非にと。
原酒系のお酒が多いのでやはりアルコール度数が他の日本酒と比べてやや高め。
しかし、アルコールのきつさがあまり感じられず、きめも細かいし味も良し。
知らず知らずするするとイケそうなお酒です。
ただ、最近は深酒する機会もめっきり少なくなってしまい、私もついぞ多分もれなく
仕事のための生活を送っていますよ。う~ん、実につまらん…


千代綠さんの紹介は簡単に済ませてしまいましたが、
もし見つけたら是非飲んでみて下さいね♪


次回こそは温泉について書きたいと思います。(たぶん)

それではまた次までごきげんよう(^.^)/~~~




じえモン鯉を捌く!

今日で8月に入りましたね。
秋田はいつまで続くか解らんほど雨が降ってますが、いつになったら晴れてくれるので
しょうか…
晴れたら晴れたで暑いんでしょうが(・。・;
いくら日照時間が一番短い県としても天気悪すぎな気もするのですが…

さて、話しは変わりますが、「八朔」(はっさく)という果物はご存知でしょうか。
秋田もとい、東北はあまり親しみのない果物ですが、はっさくと言う果物の
名前の由来は八月朔日→はちがつさくじつ。つまりは8月1日に収穫されることからだそうです。
それではっさくと言われるようになったとか。

給食にはっさくがでたらみんなに言ってみよう!!


それでは余計な雑話もほどほどに、今回はタイトル通り、鯉を捌いてみました。


※始めにお断りしておきますが、鯉を捌く画像を載せますので、血を見るのが苦手な方や
グロテスクな画像、生き物が殺生されることに生理的不快感が伴う方は下にスクロールしないことを
おすすめ致します。
尚、万が一気分を悪くされたり、害されても責任は負いかねますので予めご了承下さい。
また、決して生き物を粗末にしているわけではなく、料理を作る工程として鯉を捌いております。
                
               それでは平気な方はどうぞ下へ   
















まずは、私じえモンは魚も捌けはしますが、基本的に刺し場は担当ではないんです。

(刺し場は板前の花とも言われる部門で、刺し場の職人は花板とも言われます。)

ですが、今回女将が所用のため代わりに私が捌きました(*^_^*)。
ただやるのではつまらんので、折角なので写真を撮りつつということで。
ということで今回のネタに相成りました。ちなみに包丁を使えるのはじえモンと女将もとい母親のみ。
調理補佐で我らがおんじ(解るかな?)もいますが、包丁はまだまだ…ただし撮影はおんじが。
それでは




まな板の鯉
これがいわゆるところの「まな板の鯉」!! ニヤリ
こんなことを思うとついニヤニヤしてしまう私(^^♪

まな板が既に血で汚れていますが、実はこれが5匹目です。一番大きかった奴をね。狙ってね。撮りたかったのよ。

基本的に魚を捌く時は頭が右で腹が下に来るように寝かせます。
今回は基本的に「鯉の甘露煮」を作る工程で鯉を捌いていきます。





鯉の頭切り落とし
先ずは頭を切り落とします。えらのすぐ下あたりから力の限り切り落とすのです。バチっと。
鯉の首の骨は物凄く硬くて丈夫なので気を付けながら全力で。
タオルを使っているのは鯉がぬめって滑るからです。
ちなみに私の持っている包丁は7寸の出刃。宏明別作の鋼は本霞み仕様です。
まだまだ私も包丁を手に取るようになって5年程度なのでまだ霞みを使っています。
ホントは青鋼がほしい…





鯉内臓の切り口

頭を切り落としました。
次は画像のように内臓を傷つけないように腹の内側から腹の先を少し切っ先で切ります。







苦玉取る指つっこみ
そして指を腹の中に突っ込みます!!ドジュっと。
さっきの切っ先で腹を切ったのは指を入れやすくするためです。膜が張ってるので。
そしてある内臓を一つだけ取り出します。
2番目の画像で右手の人差し指に血がついていたのはこのためです。
内臓は指の触った感覚で把握します。経験が物をいうのですよ。まあ比較的解りやすいですが。
その内臓を指で破らないように丁寧に出していきます。ここが一番気を使います。
他の内臓にもへばりついているので丁寧に優しく掻き出すように手前に持っていきます。
もちろん鯉も生き物ですので一匹一匹内臓のある場所が違います。
簡単に見えて難しいんですよ!







鯉苦玉抽出
取りだしに成功しました。
この黒い内臓は「胃袋」です。別名?で苦玉とも言います。
白いのが付着していますが、これはほかの内臓と一緒についてきた部分です。

この苦玉を取らないで料理してしまうと味の全てが「苦く」なってしまうからです。
また鮮度が悪い(死んでから時間が経過しすぎる)と中で破裂していることもあります。
そうなってしまうと料理で使えなくなるので本当に鮮度が命!!

鯉料理では唯一使わない部分です。ただしタダでは捨てませんよ!!(ここから話し逸らすよ!)
しかして、鯉の胃袋は胃薬の特効薬として昔から知られているのをご存知でしょうか。
胃が悪い時は鯉の胃袋を胃薬として服用されてきたのです。
内臓から取り出してそのまま口にポイっと入れて噛まずに水で飲む。
もし口の中で破けたらあまりの苦さに悶絶必須!!らしいです。
私も胃腸の具合が良くないときはたまに飲んでますよ。しかもめっちゃ効いてる!!気がする(@_@)
(鯉の胃は胃薬として認められているか解らないので薬事法が絡んでくると問題に
なるので参考程度に聞き流して下さい(汗))
ただし!!
飲むのに勇気はかなり必要ですけどね(*_*;
だって…ねぇ…これを生で…ゴクリ…うへぇ~!!

では次いきます。






鯉甘露煮ぶつ切り
苦玉をとったらぶつ切りにします。
ウチでは鯉一匹から約4枚しか甘露煮用の鯉は取りません。大きければ5枚。小さければ3枚です。
鯉の甘露煮は内臓ごと煮込む料理です。従って内臓のない部分はウチは使いません。









鯉三枚下ろし始め
尻の方は甘露煮には使いませんが他で使うので三枚に下ろします。
背骨の下に包丁を合わせ、後は出刃包丁の角度に沿って尻の肉まで丁寧に切ります。








鯉三枚下ろし完了
三枚に下ろしました。
尻の方なので肉の部分は少ないです。








鯉三枚下ろし皮引き
三枚に下ろしたら皮を引いていきます。
ハイ、得物が変わりました。
7寸の出刃でもいいのですが、皮引きをする際に手首が安定しないので違う得物を使ってます。
これは洋出刃でモリブデンの包丁を使ってます。
洋刀はスチール製なので和包丁と違い錆びにくいのが良いです(^^)v

皮引きは包丁を固定させ、皮の方を手前に引きながら皮と肉の間をすれすれで剥がしていきます。











鯉三枚下ろし皮と身
だいたい上手く出来ました。
この身を次に刺身程度の厚さで切っていき、片栗粉をまぶして、揚げてからカルパッチョで
食します。鯉のカルパッチョは自分たちの賄い料理で食べます。鯉食べると力出るし(^^♪
(お客さんには出してないです)
ただ、我らがおんじが接客に回ってしまったためこの後の画像がありません。
(申し訳ない!!)






鯉甘露煮
完成の画像です。(画像が90度曲がってます(汗))
甘露煮は3日近く、骨もやわらかくて食べらる程煮込んで完成です。
焦げたり、煮崩れする直前まで煮込み上げます。色は濃い飴色に綺麗な光沢感がであります。
強首周辺では、鯉の甘露煮は骨も食べれなければ鯉の甘露煮じゃないなんて言われるほどなので
ほんとに昔からの甘露煮ですよ。これに関しては地元お墨付きです(^_^)/


今回はこのくらいで終了します。
いや、今回は長くて疲れた…でも日々の裏側で、増して調理場での作業なんて表に出ないこと
ですからね。普段は言えても掻い摘んで説明などしたことないし。

あと、おんじっていうのは弟のことを指す方言です。もしくは次男坊という意味。
我らがっていうのはいかにも頼り甲斐のありそうな体格をしているので(笑)

それにしても温泉旅館なのに温泉についてはまだ全然触れてないってのは如何なものかと
今日この頃思い始めたじえモンでした。

では皆さんごきげんよう!  バイチャ(^_^)/







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